2019.10.16
合皮は本革よりもお手入れがしやすかったり、幅広いデザインを展開することができたりと、優れた点があります。ただ合皮には加水分解と言って、表面が劣化してボロボロになってしまうことがあります。これを防ぐために日頃のお手入れも大事ですが使用方法に注意しなければなりません。日頃のお手入れとしては、乾いた布で汚れをふき取るだけで大丈夫です。水拭きや中性洗剤などでお掃除しても構いませんが最後にしっかり水分をふき取ってください。合成皮革には撥水性があり、ファブリックソファのようにすぐに水分を吸収するわけではないものの、水分には弱いのでジュースなどの飲み物を溢してしまった場合は、すぐに拭き取るようにしましょう。合皮ソファに長時間座っていると、汗で蒸れてべたついてくることがあります。この汗も加水分解の原因となりますので、汗で湿ってしまった場合はすぐに汗を拭き取りましょう。また、合皮ソファを置く場所としては、直射日光が当たらない場所で、風通しのいい場所を選ぶようにしてください。合皮は直射日光にも弱いため、置き場所にも気を付けることで、合皮ソファを長持ちさせることができます。
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