2019.10.16
ファブリックソファの場合は、素材の性質上、チリやほこりが付きやすくなっています。そのため、日頃から掃除機をかけておくことで清潔に保つことができます。また、掃除機のヘッド部分をブラシアタッチメントに変えておくと、チリやほこりを取りやすいだけでなく、生地も傷みにくいという利点もあります。
座面クッションと背もたれ・ひじ掛けの隙間はゴミが入り込みやすい場所でもあります。この隙間は放置しておくとダニの温床になってしまうため、こまめな掃除を心掛けましょう。座面クッションなどを取り外すことができるタイプのソファであれば、外して掃除機を掛けましょう。取り外しができない場合は、掃除機の細口アタッチメントを差し込んで掃除してください。
ファブリックソファに粘着式のカーペットクリーナーを使用するのはおすすめしません。毛羽立ちの原因となる為、ソファの劣化が早まってしまう可能性があります。カバーを外すことのできるソファは、カバーを外して洗濯機で洗うか、クリーニングに出しましょう。カバーを洗うことで、汚れを落とすだけでなく、ダニの除去もできます。(ウォッシャブル生地やドライクリーニング対応生地のみ)最近ではカバーリング対応のソファが増えています。
ファブリックソファの購入を検討中の方はウォッシャブルタイプのカバーリングソファをおすすめします。
更に最近注目されているのが、ファブリックレザーという革に似せて作られたファブリック(布張り)ソファです。
有名なのは、関家具さんが開発された「レザーテックス」という素材ですが、こちらの人気にあやかり、もう少し安価に作った商品も見受けられるようになりました。
特徴は見た目が革張りに近く豪華な雰囲気になります。ただ素材自体は布なので、合成皮革の様なひび割れや革張りの様な色落ちも無く、扱いやすい商品になります。
撥水加工を施している商品も多く、水分をこぼしても染み込みにくいものもあります。撥水加工は、一般的なファブリックソファでも施されているものも出てきていますが、効果は徐々に薄れていきますので注意が必要です。
ファブリックレザーのお手入れ方法は、基本はファブリックのソファと同じ方法になりますが、レザーテックスの様に専門のメンテナンスキットが準備されている商品の場合は、そちらの使用をお勧めいたします。
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