テレビ台のサイズ選びで失敗しないためのポイントは?台の種類も確認

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テレビを購入する際、一緒に考える必要があるのが、テレビ台の用意です。適当にテレビ台を選択してしまうとサイズが合わず、大きすぎたり、小さすぎたりすることがあるので注意しなければなりません。

ですが「テレビに合わせたテレビ台の選び方がわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。そこで、テレビ台の購入を検討している方のため、テレビ台の種類や選び方のポイントについて解説します。
この記事を読むことによってどのサイズを選択すれば良いかがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

テレビ台の種類

まず確認しておきたいのが、テレビ台の種類についてです。大きく分けると以下の5つのタイプがあります。

ハイタイプ

ハイタイプは、高さがあるタイプのテレビ台です。そのため、椅子に座ってテレビを見たい場合などに適しています。
反対に、床に座ってテレビを見る場合、ハイタイプを選択するとテレビを見上げなければならず、長時間見ていると肩や首が疲れやすくなってしまうので注意しましょう。

ハイタイプ何をテレビ台は人気が高いため、さまざまな種類が販売されています。
また、台部分の収納力に優れているものが多いです。中には壁一面が収納スペースとなっており、その中に収まる形でテレビを設置するものもあります。
テレビ関連のアイテムなどをまとめて収納したい場合もハイタイプをチェックしてみると良いでしょう。

コーナータイプ

コーナータイプは、部屋の角にテレビを置くことを前提として作られている種類です。

一般的な長方形のテレビ台を部屋の角に置いた場合、テレビ台の後ろ側のスペースが大きく開いてしまいます。ですが、コーナータイプはできるだけ無駄な空間が生まれないようにテレビ台の形が工夫されているのが特徴です。

デッドスペースを抑えたいと考えた場合にも向いています。ただ、部屋の角以外に設置すると形が気になってしまうことが多いです。設置場所を選ぶタイプのテレビ台です。

ロータイプ

高さがなく、低めに設定されているテレビ台です。ハイタイプのものは圧迫感が出やすくなりますが、ロータイプであればそういった心配もありません。

特に大型のテレビをハイタイプのテレビ台に置くと圧迫感が大きくなるので、大型テレビを置くのにはロータイプが向いているでしょう。床やソファに座った時、テレビが視聴しやすい位置にきます。

伸縮タイプ

横幅を調節できるのが、伸縮タイプのテレビ台です。
基本的に、テレビ台は乗せるテレビのサイズに合わせて選択しなければなりません。そのため、テレビを買い換えた際に今使っているテレビ台ではサイズが合わなくなってしまうことがあります。

伸縮タイプのテレビ台であれば横幅の調整ができるため、テレビを買い換えた時に対応しやすくなるのがメリットです。
また、テレビ台の横幅を確保し、テレビを置いていないスペースに小物を飾ることもできます。一般的なテレビ台の中では種類が少ないのですが、お気に入りのアイテムを探してみると良いでしょう。

フロアタイプ

フロアタイプは、脚がついていないタイプのテレビ台のことをいいます。本体を直接床に設置することから、低い位置にテレビを設置したいと考えている場合に向いているでしょう。
収納力に優れているものも多いです。

テレビ台のサイズの選び方

テレビ台のサイズは、どのように選べば良いのでしょうか。サイズ選びを考える際に押さえておきたいのは以下の4つです。

テレビよりも横幅が長いものを選ぶ

横幅については、テレビよりも長いものを選択しましょう。例えば、横幅が75cm程度ある32インチのテレビを置く場合、テレビ台のサイズも75cm程度で考えてしまうことがあります。
確かに、75cmあれば32インチのテレビを置くことは可能です。ですが、横幅が短いと地震などが起こった際にテレビが揺れやすく、転倒しやすくなってしまいます。

まず、設置するスペースにどの程度の余裕があるのか確認してみてください。できるだけ部屋のスペースを圧迫したくないと考えているのであれば、あまり横幅が長くないものを選択するのがおすすめです。
それでもテレビの横幅と同じくらいではなく、32インチのテレビなら左右それぞれで10cm程度、50インチテレビであれば左右それぞれ20cm程度は余裕をみた方が良いでしょう。

一方で、テレビ台で収納も兼ねたいと考えているのであれば、テレビの両端から左右それぞれ30cm程度長さがあるテレビ台を選択しておくと、収納スペースを確保しやすくなります。
また、テレビの横に小物なども飾れるので、テレビ周りをおしゃれにしたいと考えている方にも向いているでしょう。

座ったときの視線よりも少し低いものを選ぶ

テレビは座った状態で見ることになるので、座ってテレビを見た際、テレビの中央が視線より少し低くなるように高さを考えましょう。
テレビを見上げることになると、肩や首などが疲れてしまいます。長時間テレビを見るのを辛く感じたしまうこともあるので、高さについて考えることは非常に重要です。

同様に、テレビが低くなり過ぎるのも肩や首を痛める原因となります。
テレビ台の高さについて考える際は、どこに座ってテレビを見るのかから考えましょう。実際にその位置に座り、テレビがどの程度の高さにあれば疲れずに見られるのかを考えてみるのがおすすめです。
真正面を見るというよりも、10~15℃程度下を向いて見た方が疲れないとされているので、このあたりの高さになるように検討してみてください。

一つの目安として、床に座ってテレビを見る場合はテレビ画面の中央が床から40cmほどの高さになるくらいが良いとされています。また、ソファに座ってテレビを見る場合は40~60cm、椅子に座ってテレビを見る場合の目安は60cm~です。
テレビのサイズによっても変わってくるので、よく確認しておきましょう。

インテリアに合わせて収納タイプを選ぶ

選択するテレビ台によって収納タイプが大きく異なります。
例えば、引き出しがついているものや扉がついているもの、オープンタイプのものなどです。

細かいものを隠して収納したいと考えているのであれば、隠せる収納が多くついているテレビ台を選択しましょう。周囲のインテリアなどとあわせて収納タイプを選ぶと失敗しにくくなります。

関連記事:家具の配置をする前に押さえておきたいポイントと失敗を避ける方法

お好みのデザインで選ぶ

とにかくデザインを優先したいのであれば、好みのデザインから気になるテレビ台を選ぶのも一つの方法です。サイズばかりにこだわって選んでしまうと、最適なサイズで好みのものが見つからず、妥協しなければならないこともあります。
テレビ台は目につきやすい部分であるため、お部屋を自分好みの空間にするためにもお気に入りのデザインを探してみると良いでしょう。

テレビ台とテレビのバランスのとり方

テレビ台とテレビは三角形に見えるように配置するとバランスが良くなります。

例えば、横幅がテレビサイズと同じくらいのテレビ台を選択した場合、全体的なフォルムとしては四角形になります。これではバランスが良いとはいえません。安定感もなくなります。

一方、必要以上に横幅のあるテレビ台を選択した場合もバランスが悪くなってしまいます。
テレビ台の底にあたる部分の両端と、テレビを設置した際の中央上部で三角形ができ上がるように設置してみてください。

テレビのサイズごとにおすすめのテレビ台のサイズ

テレビ台のサイズは、設置するテレビのサイズを目安として選びましょう。24~50インチのテレビについて解説します。

24インチの場合

24インチの横幅は55cmほどです。ぴったりサイズのテレビ台ではなく、70~100cm程度のものを選択しましょう。

32インチの場合

32インチの横幅は75cmほどです。ワンルームに人気のサイズで、テレビ台としては100~120cm程度が適しています。

40インチの場合

40インチは、横幅が90cmほどあります。テレビ台のサイズとしては、110~130cm程度を目安にしてみてください。

50インチの場合

50インチは、横幅約120cmです。テレビ台のサイズは160cm以上をおすすめします。

テレビ台のサイズは購入前に良く確認を

いかがだったでしょうか。テレビ台のサイズはどのように考えて選べば良いのか紹介しました。サイズ選びの基本や目安についてご理解いただけたかと思います。
購入してからサイズを間違えてしまったと後悔しないためにも、今回紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。

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