「組み立て家具」とは?組み立てるメリットとデメリット
【初めての方必見!】「組み立て家具」とは?組み立てるメリットとデメリットを解説します
1.はじめに
近年、インターネット通販の普及によって自宅で手軽に組み立てられる「組み立て家具」が人気を集めています。
そこで、本記事では「組み立て家具」について詳しくご紹介します。
湯川家具でもお届けする大型家具と別で、すぐにお持ち帰りできる組み立て家具をたくさんご用意しております。
座椅子、キッチンラック、ポールハンガー等さまざまなラインナップがございます。
2.「組み立て家具」とは?
(1)組み立て家具の定義
組み立て家具とは、家具の一種ですが、その特徴は部品を分解して梱包し、自分で組み立てる必要があるという点にあります。
このタイプの家具は比較的安価で、配送や保管に便利です。また、自分で組み立てることで、達成感や自己満足感を味わえるというメリットもあります。
組み立て家具は素材によって分類されます。木製品やパーティクルボード製品、金属製品、ガラス製品などがあります。
また、ベッド、ソファ、テーブル、チェスト、本棚など種類も豊富です。
安価・利便性が高いアイテムは、特に若い世代や賃貸者の間で人気があります。
関連記事:ベッドの選び方を4つの要素から徹底解説!選ぶポイントについて
(2)主な材質と種類
組み立て家具の材質としては、木材、プラスチック、金属、ガラスなどがあります。
木材は天然木と人工木(プリント材)などがあります。
天然木は種類によって硬度や色味が異なりますが、プリント材は顔料を塗布して木目模様を再現しています。
プラスチックは軽く丈夫であり、色味も豊富なため子供用の家具によく使用されます。
金属は強度が高く、デザイン性も重視されます。ガラスは透明感があり、デザイン性が高いですが、強度に問題があります。
種類としては、ベッド、チェスト、デスク、テーブル、シェルフ、チェアなどがあります。
また、機能面により収納家具、机、椅子、ベッドなどに分類されます。
各種類において、組み立ての難易度はそれぞれ異なります。
例えば、ベッドは大型で複雑なため、組み立てに時間がかかりますが、比較的簡単なチェアは短時間で組み立てが可能です。
また、メーカーや販売店によっても特徴があります。
一部のメーカーはDIY好きや手作りを好む人々に向けた商品を展開しています。
また、一部の販売店は安価な商品を取り扱っており、価格が優れる点が魅力です。
関連記事:家具に使われる木材の種類をご紹介
(3)販売店の特徴
組み立て家具の販売店には、様々な特徴があります。
最近ではネット通販で組み立て家具を販売する業者も増えており、様々なメーカーの組み立て家具が取り扱われています。
この場合、配送によるダメージや商品の不備が発生した場合でも、返品・交換が簡単にできるという特徴があります。
以上のように、メーカーや販売店によって特徴が異なります。
そのため、自分の欲しい商品に合わせてどのメーカーや販売店を選ぶかを慎重に考えることが必要です。
その為、商品を購入する前に事前に口コミやレビューを調べて、安全性や強度などの点も確認することも判断基準の1つとして重要だと思います。
また、最近は組み立て方に関する動画やアプリを提供するなど、サポート体制が整っていることも特徴的です。
3.組み立てるメリット
(1)価格が安い
組み立て家具の最大のメリットは価格が安いことです。
一般的に、組み立て家具は完成品の家具に比べて安価で購入することができます。
これは、完成品の家具に必要な加工・組み立て工程が省かれるためです。
また、輸送コストが安く済むため、物流コストの削減によって価格を抑えることができます。
例えば、とあるメーカーでは組み立て家具を販売しており、その価格帯は非常にリーズナブルです。
また、ネット通販でも組み立て家具が多く販売されています。
これらの組み立て家具は、業者から直接自宅まで配送されるため、車を持っていなくても購入することができます。
さらに、組み立て家具を自分で組み立てることで、配送コストを節約できる場合があります。
組み立て家具は、価格が安いことから賃貸住宅などの一時的な滞在先にも適しています。
引っ越しの際には、完成品の家具を移動させることがコスト的に難しい場合がありますが、組み立て家具であれば送料を抑えることができます。
(2)配送が楽で速い
組み立て家具は配送が比較的簡単なため、ネット通販での注文が多くなっています。
完成品と比べてパーツ数が多く、重量も軽いため配送時にかさばらないのが特徴です。
また、組み立て家具は自分で組み立てることが前提となっているため、配送にかかる時間が比較的短く、素早く家具を手に入れることができます。
例えば、一部メーカーでは配送に関して以下のような特徴があります。
- ・翌日配送が可能
- ・自宅に配送する場合、大型家具も含めて配送料金が一律であるため、安価に済む
- ・店舗での購入と同様に配送日時が指定できる
また、最近ではネット通販の拡大に伴い、組み立て家具専門の販売店も増えているため様々な配送方法が選べるようになっています。
例えば、パーツを部屋まで届ける「部屋までお届けサービス」や、家具を完成品まで組み立てて届ける「完成品サービス」など、自分の希望に合わせた配送方法が選べるようになっています。
以上より、組み立て家具は配送が簡単かつ速いというメリットがあります。
(3)自分で組み立てることで、達成感が味わえる
組み立て家具を自分で組み立てることによって、達成感を味わえるというメリットがあります。
家具の組み立ては、時間や労力を必要とする反面、完成した時の満足感や達成感は大きいです。
自分で作り上げた家具を見ると、手放しで喜びや達成感を感じることができます。
また、自分で組み立てた家具は、自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズすることも可能です。
デザインや色、形など、自由にアレンジすることで、自分にぴったりの家具を手に入れることができます。
さらに、組み立て家具を自分で作ることで、DIYのスキルアップにもつながります。
工具の使い方や組み立て方など、知識や技術を身につけることができます。また、今後の家具購入にも役立ちます。
一方で、組み立て家具の組み立てが上手くいかない場合は、ストレスや不安を感じることもあります。
しかし、時間をかけて集中して取り組むことで、最後までやり遂げることができます。そのため、組み立て家具は、自分自身の成長や達成感を味わえる良い機会と言えます。
4.組み立てるデメリット
(1)時間がかかる
組み立て家具の最大のデメリットとして挙げられるのが、時間がかかるという点です。
一般的に、組み立て家具は完成品と比べて組み立てに時間がかかる傾向があります。
その理由として、以下のようなものが挙げられます。
まず、組み立て家具はパーツを一つ一つ組み合わせて作り上げるため、その数が多いことが挙げられます。
完成品の場合、工場で一括生産されたものを運び込むだけで済みますが、組み立て家具はその数だけ手間が増えます。
また、組み立て家具の説明書は必ずしも分かりやすくない場合があります。
説明書に沿って作業するにしても、何度も読み返す必要があるため、それだけで時間がかかってしまうことがあります。
さらに、道具を使って作業することが多い組み立て家具は、道具を用意する手間もあるため、時間がかかってしまうこともあります。
以上のような理由から、組み立て家具は完成品に比べて時間がかかることが多いです。
しかし、しっかりと時間を確保し、作業に余裕を持たせることで上手く組み立てることができます。
(2)道具や知識が必要な場合がある
組み立て家具を組み立てるためには、一般的にドライバーやハンマーなどの道具が必要です。
また、組み立て方によっては専門的な知識や技術が必要な場合もあります。
例えば、棚やキャビネットのような垂直方向に力がかかる家具は、正確な水平面を維持しなければならず、それを実現するためには鉛直測定器などの専門的な道具が必要になる場合もあります。
加えて、製品によっては専用の工具が必要となる場合もあります。
そのため、事前に製品の説明書をよく読んで、必要な道具類を準備することが重要です。
また、適切なスペースや作業場所を準備することも大切です。
これは、組み立てる家具が大きい場合や、パーツを分解する必要がある場合に特に重要です。
加えて、安全に組み立てるためには、製品の安全性に関する情報にも注意する必要があります。
例えば、耐荷重や使用方法などの情報を確認し、適切に組み立てることが必要です。
専門的な知識や技術が必要な場合は、専門家に相談することも重要です。
以上のように、組み立て家具を組み立てるためには、専門的な知識や技術、道具などが必要となる場合があります。
そのため、組み立てる前に製品の説明書をよく読み、必要な道具類を準備し、安全に組み立てるようにすることが大切です。
(3)強度や安全性の問題がある場合がある
組み立て家具には、安心して使用するために必要な強度や安全性が担保されている製品と、問題がある製品が存在します。
特に、低価格で販売されている製品や、海外製品には注意が必要です。
強度の問題は、材質や接合部分によって異なります。材質が薄く、接合部分が不十分な場合は、重いものを置いたり、力を加えたりすると壊れることがあります。
また、安全性の問題は、組み立て方によって生じることが多いです。
説明書をよく読まずに適当に組み立てたり、パーツの取り違えや取り付け位置の間違いがあると、倒れたり、傾いたりして危険な状態になることがあります。
安心して使用するためには、製品の選び方や組み立て方に注意することが重要です。
安全性の面から見ると、一定の基準をクリアした国内メーカーの製品や、大手販売店の自社ブランド製品を選ぶことが推奨されます。
また、組み立て方については、説明書をよく読んで丁寧に組み立てることが大切です。
余裕を持った時間を確保し、パーツの取り違えや取り付け位置の間違いがないかを確認することも忘れずに行いましょう。
以上のように、組み立て家具には強度や安全性の問題がありますが、適切な製品選びと組み立て方に注意すれば、安心して使用することができます。
5.組み立て家具を成功させるコツ
(1)説明書をよく読む
組み立て家具を成功させるためには、説明書をよく読むことが重要です。
説明書には組み立て方や注意事項・必要な工具などが記載されています。
説明書を読まずに組み立てを始めると、途中で間違いに気づいたり、付属品を忘れたりすることがあります。そのため、最初に説明書を熟読し、手順を理解することが大切です。
また、説明書にはイラストや図解が記載されていることが多く、文字だけではわかりにくい部分もわかりやすくなっています。
説明書を見ながら組み立てることで、スムーズに作業を進めることができます。
ただし、説明書に記載されている言葉や用語が分からない場合は、解説サイトや動画サイトなどで確認することも有効です。
自分で理解できるまで調べてから作業を進めることが、失敗を防ぐためにも重要です。
以上のように、説明書をよく読みつつ組み立てを進めることで、スムーズに作業を進めることができます。
時間をかけてでも、慎重に作業に取り組むことが、安全性や強度を確保するためにも必要です。
(2)パーツを区別しておく
組み立て家具の成功のためには、パーツを区別しておくことが重要です。
説明書には、部品の名前や番号が示されている場合がありますので、しっかりと確認してから作業を進めましょう。
また、パーツを区別するためには、それぞれに独自の特徴があることが多いので、視覚的にも判別しやすくしておくことが大切です。
例えば、とあるメーカーでは似たような形状のパーツでも色やサイズが異なることがあります。
そのため、パーツをバラバラに広げてから、それぞれに独自のマークや番号を付けるなどの工夫が必要です。
このように、パーツを見分けやすくしておくことで、作業をスムーズに進めることができます。
さらに、パーツを区別する上で、余計なものが混ざらないように注意することも大切です。
作業場所をきれいにし、余計な部品や工具を取り除いておくことで、パーツを混同することを防ぐことができます。
組み立て家具を作る際には、パーツを正確に認識し、それぞれの特徴を理解することが大切です。
説明書に書かれたパーツ名や番号を確認し、余計なものを取り除いてから作業に取り掛かりましょう。
(3)工具を準備する
組み立て家具を作るためには適切な工具が必要です。
一般的な組み立て家具の場合、ドライバーや六角レンチといったようなものが必要です。
これらの工具は一般的に自宅にあるものであるため、特別に購入する必要はありません。
ただし、使用するべき工具が説明書に記載されている場合もあるため、説明書をきちんと読み、必要な工具を揃えることが重要です。
また、工具の使用においては注意が必要です。
例えば、ドライバーを使う際には、正しいサイズのビットを選ぶ必要があります。
ビットが小さすぎる場合、ねじが壊れることがありますし、大きすぎる場合は破損する恐れがあります。
また、ハンマーを使う場合には、素材に合ったハンマーを選ぶことが重要です。木製の家具には木材用ハンマー、金属製の家具には金属用ハンマーを使うことが望ましいです。
工具を使う際には、必ず安全に注意しましょう。
特に、ハンマーやレンチなどの鋭利な工具を使う場合は、手袋などの安全用具を使うことがおすすめです。
以上のように、適切な工具を揃え、安全に注意しながら組み立て家具を作ることが大切です。
(4)余裕を持った時間の確保
組み立て家具を作るときに最も重要なのは、余裕を持った時間の確保です。
家具をいで作ろうとして時間に追われると、説明書を読み飛ばしたり、パーツを間違えたりする可能性が高くなります。
その結果、完成品が不安定で見た目が想像と違ってしまうことがあります。
余裕を持った時間を確保するには、以下の点に気を配ることが重要です。
また、予期せぬトラブルが起こった場合に備えて、余裕を持った時間を確保するのも良い方法です。
例えば、パーツが足りなかったり、パーツの形状が異なっていたりする場合があります。
そのような場合には、メーカーや販売店に問い合わせる必要があります。
余裕を持った時間を確保していれば、問題が起こった場合でも安心して対処することができます。
組み立て家具は、時間と手間をかけて作ることで、オリジナルの家具を手に入れることができます。
しかし、作業に時間をかけすぎたり、急いで作りすぎると、完成品が安定していなかったり、見た目が想像と違ってしまうことがあります。
余裕を持った時間の確保は、組み立て家具を成功させるために最も重要なポイントのひとつです。
6.まとめ
組み立て家具を作る際には、余裕をもった時間の確保が極めて重要です。
作業を急いだり、説明書を飛ばしたりすると、誤った組み立て方をしてしまい、強度不足や安全性の問題が生じることがあります。
余裕をもった時間の確保には、以下のポイントを抑えると良いでしょう。
余裕をもった時間の確保は、予期せぬトラブルが起こった場合にも役立ちます。
パーツが足りなかったり、パーツの形状が異なっていたりすることもありますが、余裕をもった時間の確保であれば、問題に対処する時間や余裕を持って対応できます。
組み立て家具は、安く手に入れることができるうえ、自分で作ることで達成感を得られます。
しかし、時間や手間をかけなければ完成品が思い通りでないこともあります。余裕をもった時間の確保で、組み立て家具を成功させるための基盤を作り上げましょう。
7.湯川家具では
「組み立てって難しいの…?」よくご質問いただきます。
ご自身で出来るのか不安という方もいらっしゃると思います。
そこで、湯川家具は分かりやすく、難易度を☆3段階で表記しております。
- ★☆☆・・・1人でも簡単!約30分以内
- ★★☆・・・重量+部品が多くなります(60分以内)
- ★★★・・・1人での組立が難しいもの(90~120分以内)
一部商品をご紹介到します。
大人気オフィスチェア
コンパクトさと座り心地の良さが評判です☆背と座面を連結、肘を付けて座面下にポールのパーツを取り付けます。
キャスターを挿しこんで完成!難しい工程は無いですが、パーツが少し多いので★2つにしております。
1つ1つ部品は重くないので女性の方でも気軽に組立できますよ。
ポールハンガー
ポールハンガーは基本、説明書通りにポールを挿し込んでいくだけなので、ドライバーなどの工具・ネジ一切不要!!とっても簡単!1人・短時間で組立できるので★1つとなっております。
大体10~15分位で完成できるかと思われます。
高さ調節が可能なため、お子様~大人の方まで幅広くご使用いただけます。
上には帽子など小物が置けるスペースもあり便利です。
デスク+ラック 一体型
デスク+ラック 一体型です。省スペースで収納も作業スペースも確保いただけます。
棚は組み替えれば左右どちらでも変更可能。
棚板とフレームをネジで締めるだけなので、お持ち帰り頂いたその日にすぐデスク快適生活がスタート致します♪
作業自体は簡単なのですが、組立後に起こす際が1人では少々重たいと思うので大人2人での組立をおすすめいたします。そのため★2!
棚板1枚ラック
棚板1枚はスライド式。
炊飯ジャーなどの設置にも最適です!棚板・スライド棚板共に50mmピッチで任意の高さに変更可能です。
また、側面にS字フックが3個ついているのでちょっとした物をサイドに掛けておくことができます。
本体脚部の接地部分はアジャスターとなっていますので接地面の多少の歪みも調節が可能となります。
全て1人で組んだ場合の目安になります。基本的に2人で作業頂くのがオススメです◎
ちなみに、組立が苦手な方も安心な「組立代行サービス」もございます。(有料)
組立に自信がない方、 いつも組立に挫折してしまう方、そんな方はぜひ湯川家具お任せ下さい!!
その他にも湯川家具では家具を多数取り揃えておりますので、お気軽にご来店下さい。