円形ダイニングテーブルの魅力とは?メリット・デメリットと選び方

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ダイニングテーブルを購入したいと思われている方に向けて、円形テーブルについてご紹介いたします。


円形ダイニングテーブルは、設置するだけで場の雰囲気をおしゃれにしてくれるもの。ステキだなと思われる方も多いのではないでしょうか?
しかしメリットもあればデメリットもあります。そして四角いテーブルに比べて、選び方にコツが必要なのも事実です。

そこで今回は、円形ダイニングテーブルのメリットとデメリット、そして選び方の3つのポイントについてご紹介しますね。参考にしていただければ、きっとご家庭にピッタリの円形ダイニングテーブルを選んでいただけるはずです。

円形のダイニングテーブルの魅力とは

円形のダイニングテーブルには、「部屋の印象が優しく見える」上に、場所をとらない魅力があります。そして四角いテーブルに比べて意外と場所をとらないのも魅力のひとつ。できるだけ広々とした、柔らかな空間が欲しいと思われているなら、円形テーブルのほうが満足度は高くなるかもしれませんよ。

円形のダイニングテーブルのメリット

円形のダイニングテーブルには、さらに次のような5つのメリットがあります。

メリット①円滑なコミュニケーションが図れる

まずはご家族のコミュニケーションが円滑になることです。丸いテーブルであれば家族全員、誰の顔も見やすくなります。四角いテーブルだと隣に座る家族の顔が見えませんので、円形テーブルならではのメリットと言えるでしょう。


顔が見えれば会話もしやすくなりますよね。家族とのコミュニケーションを大切にされるなら、円形のダイニングテーブルがおすすめです。

メリット②空間の雰囲気が柔らかくなる

魅力のところでも触れたように、円形ダイニングテーブルを置くと、空間全体の雰囲気が柔らかくなります


やはり角ばったものよりも、丸い形のものの方が優しく見えますよね。特にダイニングは、家族で食事をとるための空間です。優しく柔らかな印象のテーブルを置けば、ご家族全員がもっとくつろげるようになるはずですよ。

メリット③使用人数の調整が楽にできる

続いてのメリットは、使用人数の調整がしやすいことです。たとえば正方形のテーブルであれば、1辺に1人…と、座る人数が限定されてしまいます。しかし円形のダイニングテーブルは、椅子の場所が限定されません。少し詰めればより多くの人が座れます。少ない人数なら広々と使えますよね。

以上のように「円」の形を活かせば、使用人数の調整もらくらくです。

メリット④小さい子どもがいても安心できる

円形ダイニングテーブルは、小さなお子様がいるご家庭にピッタリなんです。一般的なダイニングテーブルの高さは、ちょうど小さなお子様の頭の高さと同じくらいに作られています。そのため歩けるようになった小さなお子様は、ダイニングテーブルの角に頭をぶつけてしまうことも…。


ただ円形であればケガをする危険性も少なく、安心してお子様を遊ばせられるはずです。

メリット⑤どこからでも座れる

最後にご紹介するメリットは、「どこからでも座れる」ことです。四角いテーブルと違い、円形のテーブルはどこにでも座れます。角がないため座る場所が限定されません。


そのため近くにいたいときは隣に座り、会話を楽しみたいときは正面に座る…など、座る場所の工夫によって家族との距離感を変えられます。いわばさまざまな用途に合うテーブルと言えますね。

円形のダイニングテーブルのデメリット

円形ダイニングテーブルには多くのメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。それではどのようなデメリットがあるのでしょうか?

デメリット①デザインが少ない

まずは四角いテーブルに比べて、デザインが少ないことがあげられます。やはり「テーブルは四角」とイメージする方が多いようで、円形ダイニングテーブルはそれほど商品数が多くありません。そのため理想的なデザインを見つけるのが難しいこともあるでしょう。


ただしその分、デザインにこだわった個性的なものが多い傾向でもあります。デザインの種類の少なさは、好みのものが見つかれば特にデメリットではなくなるでしょう。

デメリット②広いスペースが必要になる

メリットと相反するようですが、円形のテーブルを設置するには広いスペースが必要となります。理由は四角いテーブルと比べて、1人あたりのテーブル面積が狭くなるためです。また壁につけられないため、デッドスペースができやすいことも理由のひとつと言えます。


ダイニングテーブルを設置する場所や使い方、使う人数によっては、四角い方が省スペースだった…と思われるかもしれませんね。

デメリット③壁付けで設置できない

ひとつ前の項目で触れたように、円形ダイニングテーブルは壁につけられません。「辺」がありませんから、壁につけようとするとデッドスペースが増えることもあるでしょう。見た目にもスマートではなくなりますよね。


壁付けできるかどうかは、設置スペースの面積に影響を与えることです。もし壁付けしたいと思われているなら、四角いテーブルの方が良いかもしれません。

円形のダイニングテーブルの選び方

デメリットもあるものの、やはり魅力的なメリットを持つ円形のダイニングテーブル。「円形で選びたい!」と思われている方のために、選び方の3つのポイントについてご紹介しますね。

ポイント①座る人数に合わせてテーブルの大きさを選ぶ

まずテーブルの大きさは、座る人数に合わせて選ぶのが基本です。ピッタリのサイズを選ぶには、「ランチョンマットの枚数」で大きさを決めてみてください。


ランチョンマットの大きさは、だいたい「縦40cm×横60cm」です。ランチョンマットの大きさを基準にして、人数ごとの適した大きさを求めてみましょう。

【大きさの基準】

  • 1人:直径60~70cm
  • 2人:直径80cm~
  • 3人:直径90cm~
  • 4人:直径100cm~
  • 5人以上:直径120cm~

座る人数を目安として考えれば、選ぶべきテーブルの大きさも想像しやすいですよね?もし店舗で選ぶなら、実際にランチョンマットを持っていって、店頭サンプルに置いてみるのも良い方法ではないでしょうか。

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ポイント②設置に必要なスペースを確認する

テーブルの大きさを選んだら、次に設置のために必要なスペースを確認してください。椅子を引くために必要な距離は、「60cm程度」だとされています。つまり最低でも、壁から60cmは離して設置しなければなりません。


ひとつ前の項目でご紹介した「人数ごとの大きさの基準」を使って、必要な面積を算出してみますね。

【設置に必要な面積】※半径×半径×3.14で計算

  • 1人:約2,800~3,800平方センチメートル
  • 2人:約5,000平方センチメートル~
  • 3人:約6,400平方センチメートル~
  • 4人:約7,800平方センチメートル~
  • 5人以上:約11,300平方センチメートル~

向かい合って椅子を置くとすると、テーブルの面積に加えて60cm×2のスペースが必要となります。購入していざ設置するときになって「設置できない!」とならないように、あらかじめ設置スペースを確認しておきましょう。

ポイント③用途に合わせて機能性を確認する

プラスアルファの選び方ポイントとして、用途に合った機能性があるかどうか確認するのも大切です。ダイニングテーブルの中には、さまざまな便利機能が搭載されているものもあります。たとえば天板の下に収納スペースがついていたり、天板が拡張できたり…。折りたたみできるタイプの製品もありますね。


用途に合わせた機能性を備えたテーブルを手に入れられれば、きっと生活の快適性が向上するはずです。テーブルの大きさ・設置面積を確認したら、ぜひ求める機能性があるかどうかもチェックしてみてください

円形ダイニングテーブルには魅力がいっぱい!

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、円形ダイニングテーブルの魅力や選び方がご理解いただけたと思います。


円形ダイニングテーブルは選び方にちょっとしたコツが必要ですが、四角いテーブルにはない数々の魅力を備えていましたね。

湯川家具では「たのしい暮らしは家具から。」をモットーとし、円形ダイニングテーブルをはじめ、数々のバリエーション豊かな家具を取り揃えております。「わが家にピッタリのダイニングテーブルがほしい」と思われているなら、ぜひお気軽にご相談くださいね。


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